1. TOP
  2. フリーランス
  3. フリーランスのメリットデメリットを3年間の実体験をもとに解説
詳しくはこちら
フリーランス
 | 

フリーランスのメリットデメリットを3年間の実体験をもとに解説

フリーランスになって3年が経ちました。

今回は巷でよく言われている、フリーランスは「収入が増える」「自由に働ける」「税金高い」「社会的信用がない」などについて、実体験を踏まえて解説していきます。

収入は増える?

会社員時代より収入も手取りも増えました。

ですが、稼げる人はフリーランスでも会社員でもどちらでも稼げます。結局本人次第です。フリーランスのほうが稼ぎやすいとは私は一切思っていません。

 

少し余談ですが、案件に対する報酬は「スキル」と「予算」によって決まります。

予算はクライアントや案件の規模によって様々です。大手と小中企業では0がひとつ違うこともあります。自身のスキルが高くても、案件の予算が低いと報酬は低くなります。

画像

予算を上げるには3つの方法があります。

  • 大手企業から仕事を請ける
  • 提案
  • 制作会社経由ではなくエンドクライアントから仕事を請ける

画像

予算を多く持つクライアントと接点を持っても、結局自身のスキルが伴わなければ仕事を任せてもらえません。営業方法を学ぶよりスキルを磨くことを私はおすすめします。

画像

税金は高い?

会社員時代より圧倒的に安くなりました。

会社員時代は年収から控除された額が約120万円、今年は約94万円でした。収入は上がっているのに税金は下がったので、可処分所得が上がったということになります。

可処分所得とは

収入のうち、税金や社会保険料などを除いた所得で、自分で自由に使える手取り収入のこと。給与所得者の場合は、「給与収入金額-(社会保険料+所得税・住民税の額)」がこれに当たる。可処分所得に占める消費支出の割合を消費性向、貯蓄に回った割合を貯蓄性向という。

https://www.sc.mufg.jp/learn/terms/ka/028.html

ちなみに、今年の税金や国保などの内訳は以下の通りです。

名称 おおよその金額 備考
所得税 ¥200,000 確定申告時に支払い。
住民税 ¥200,000 年4回の支払い。1回あたり¥50,000。
国民健康保険 ¥340,000 年10回の支払い。1回あたり¥34,000。
国民年金 ¥200,000 年12回の支払い。1回あたり¥16,540。

 

所得税を安くする方法はたくさんあります。

所得税は課税所得によって変わります。課税所得を低くするには、経費計上やiDeCo、ふるさと納税などの選択肢があります。自宅で仕事をする場合は家賃や光熱費なども家事按分になりますが経費に計上できます。

また、開業届を税務署に提出していれば確定申告時に青色申告を選択できるので、最大65万円の控除を受けられます。

仕事は選べる?

選べる時もあれば、選べない時もありました。

働き方、仕事のもらい方次第ではある程度自由に選べますが、好きな仕事(好きなジャンルや業種)だけで生活するなんて一部の人間にしかできません。

案件が始まってから「思ってたのと違った...」みたいになることもよくあります。

フリーランスに憧れを頂いている方が思う「自由に仕事を選べる」が具体的にどのようなことを指しているのかは私には分かりませんが、好きな仕事だけして暮らせるなんて思わないほうがいいと私は思います。

私自身、好きな仕事ができる時もあれば、嫌々仕事をする時もあります。ですが、それは会社員時代も同じです。

なので、「仕事は選べる選べない」の私なりの答えは「会社員もフリーランスも変わらない」です。

スキルは上がる?下がる?

スキルは上がりました。

様々な種類の案件をこなすことで、その分様々な経験ができるのでスキルアップに繋がります。しかし、同じような内容だったり低レベルな内容のものばかり受けていると当然スキルは上がりません。

また、「様々な案件をこなしてスキルアップする」は会社員でも同じですね。会社次第では様々な案件に挑戦できます。逆に全然挑戦できない...というケースもあります。

なので、こちらの私なりの答えも「会社員もフリーランスも変わらない」になります。

守ってくれる人がいない?

フリーランスの場合、自分を守ってくれる人や会社はいません。

会社員であれば、トラブルやミスを起こしても先輩や会社自体が盾となって責任を負ってくれます。

しかし、フリーランスはすべての責任が自分にあります。

納期に間に合わなかったり公開されているサイトに不具合を起こしてクライアントに不利益を生じさせたら、損害賠償責任を問われる可能性もあります。私自身、少額ですが一度だけそのようなことになりかけたことがあります。

守ってくれる人や会社がいないのは、フリーランスの大きいデメリットだと思います。

好きな場所で働ける?

今はフルリモートで自宅で仕事をしています。

フリーランスは自宅で受託制作を行うタイプもいれば、現場に常駐して仕事をするタイプ(SES)もいます。

ですが、最近は様々な会社でリモートワークが導入されているので、「好きな場所 = 自宅」だとしたら、会社員もフリーランスも変わらないと思います。

好きな人だけと働ける?

「好きな人だけと働ける?」と疑問に思っている方の真意は分かりませんが、ほぼ不可能です。

プロジェクトを複数人で進めていて、メンバーに嫌な人がいても我慢するしかないです。我慢できないなら自分がプロジェクトから離れるしかありません。

強いて言えば、嫌だなって思ったクライアントから次にまた仕事を依頼されても断る権利はあります。

社内の人間関係やいざこざから開放されるのはフリーランスのメリットと言えるかもしれません。

好きな時に休める?

ある程度自由に休めます。

もちろん仕事があれば休めないですが、仕事が落ち着いてさえいれば自由に休めます。

仕事をしたくなかったら何ヶ月でも休めますが、私はそんなことは怖くてできません。

体調崩したり病気になったら?

会社員には疾病手当や特別休暇(コロナの濃厚接触による自宅待機中にも給与は発生するなど)があります。

それに対してフリーランスはそのような制度はもちろんありません。長期の入院をしたら収入が極端に減るかもしれません。

これはフリーランスの大きなデメリットだと思います。

事務処理や確定申告は大変?

今は全然大変ではありません。

税金や社会の仕組みをしっかりと理解していれば全然苦労しないと思います(理解するまでがとても大変でした)。

私の場合、経費に計上するものも多くないので事務処理は少なく、確定申告には会計ソフトのfreeeとe-Taxを使っているのでオンラインですべて完結します。

細かい事務作業が得意な人は苦労しないと思いますが、苦手な人は結構苦労すると思います。

社会的信用はどうなる?

クレジットカードであれば、よっぽど審査が厳しいもの以外なら普通に作れます。

賃貸も収入が一定以上あり、収入証明書を提出できれば普通に借りれます。フリーランス10ヶ月目くらいで引っ越しをした際も特に問題なく借りれました(法人がオーナーの物件で審査が厳しいところは稀にあります)。

しかし、ローン審査は会社員よりは圧倒的に信用力が低いです。フリーランスではないですが、創業数年の会社で従業員を抱えて売上が何千万ある社長でさえ審査が厳しいと言われています。それほど収入が不安定な人間は信用力が低いということです。

周りの不動産会社の方に話を聞くと、「会社員」かつ「勤続年数が長い」が最強らしいです。年収より勤続年数のほうが大事らしいです。

フリーランスになるのは大変だった?

ものすごく大変でした。

苦労の8割は「知識がない」ことでした。どうやったらフリーランスになれるのか、税金や保険、年金はどうするのか...など無知の状態からのスタートだったので、色々調べて少しずつ理解していきました。周りのフリーランスの方にも色々聞きました(私のリアルの周りの人たちはフリーランスが多いのでとても助かりました)。

なので、フリーランスになる前に、税金など社会の仕組みをしっかりと勉強するのを強くおすすめします。

まとめ

SNSでよく見かける「フリーランス = キラキラ」の印象は少しは変わりましたか?私はフリーランスになれば自由な生活を手に入れられるとは微塵も思いません。キラキラフリーランス匂わせインフルエンサーは私は好きではありません。あんなアカウントは殆どが嘘だと思ってます。

会社員もフリーランスもメリットデメリットが存在します。どちらが良いかは人によって変わりますし、実際に体験してみないと自分に合っているかどうかなんて当然分かりません。

フリーランスになりたいと思っている方は、少し立ち止まって様々な視点で考えてみてはいかがでしょうか?この記事が考えるきっかけになってくれれば幸いです。

 

関連記事